2013年4月13日土曜日

街なか居住のすすめ:12

このような取り組みは、様々な所で行われており、鳥取市と同様、県庁所在地の地方都市である岡山市でも事業化されています。
岡山市の中心市街地は、鰻の寝床と言われるような、狭小間口で奥行の深い土地が多く、そのような土地を開発するために道路を通してしまうと大半の敷地が道路に取られてしまい、事業の有効率が大きく低下してしまいます。
そこで、敷地に道路を通したり分割したりせずにそのまま活用する事業が行われました。



また、中心市街地にはアメーバのような形をした変形地も点在しています。
このような土地も、道路を通そうとすると、敷地の大半を道路に取られてしまい、それでは事業として成立しません。そこで、道路を通したり敷地を分割したりせずに、そのまま大きな敷地を活用した事業が行われました。


以上の岡山の事業は、かつてキューブに社員として在籍したことのあるコーディネイターが、自ら経営する不動産会社で事業化しました。地方都市における街なか居住の可能性を実感させるプロジェクトだと思います。

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